ぜろりん釣り日誌

釣り(主にバスフィッシング)に関してのブログ。オフシーズンは釣り道具紹介になりがち…。

冬のバス釣りに便利なもの

 

こんにちは。

ぜろりんです。

 

最近、寒くなって全く釣りに出かけていません…。

釣れるかもしれないですが、行くのをためらってばかりです。

 

寒くなると人間も動きたくなくなるのと同様に、バスもあまり動かなくなります。

ですので、真冬はシーズン的にはかなり厳しいです。(釣果的にも体力的にも)

 

冬に釣るのが難しくなる理由は簡単で、

  1. 魚のルアーへの反応が悪い
  2. 魚がいる場所が分かりづらい

の2点です。

 

1は言わずもがな、水温が下がることで魚も人間のように動かなくなってしまうからです。だいたい、水温が7℃以下になるとほとんど動かなくなるようです。

 

2は、基本的に冬の時期に魚は底の方の、障害物の近くでじっとしているとよく言われます。夏場のシェードにいる場合と違い、水の底での話なので、当然人間からはあまり見えず、どのエリアに居るのか中なか絞りづらいものとなります。

 

特に野池の話をすると、冬によく使われる釣り方としては、メタルバイブのリフトアンドフォールなどがあります。これらはテンポよく、広範囲の底を探っていく釣り方です。

動きづらいとはいっても、バスは近くで動くものに反応して反射的に口を使ってしまいます。わざわざ追ってまでは来ないのですが、口の横付近を不意にルアーが通ると反射的に喰ってしまうのです。

居場所が分かりづらいバスの近くにルアーを通すために数打つわけです。

 

と、まあ冬には冬の釣りがあるのですが、「バスの居そうなポイントが絞れたらより釣れそうだなぁ」とは誰しもが思いますよね。

私もその一人で、冬にもひたすら釣りに出かけてボウズを連発していたときに、なんかないかなぁと探していたらいいもの見つけました。

 

それは水温計です。

「大したことないでしょ」と思いますよね。私もはじめそう思っていたのですが、赤外線を用い非接触で水温が測定できるものが2000円程度で購入できることを知り、効果を疑いつつも購入して使ってみました。

参考

 

まず、水温計を使うようになって気づいたことは2つ、

  1. 同じ野池の中でも場所によっては10℃近く温度の差がある
  2. 温度が温かいところには確かに魚がいる

です。

 

購入したのは12月の終わり頃で、よく行く野池に持って行き試してみました。

いつも釣りをするポイントの水温を測定すると5℃で、釣るのはかなり厳しそうだなぁと思いながら釣りを開始しました。

しばらくは冬のバス釣りのセオリー通り、メタルバイブのリフトアンドフォールで釣りをしていました。案の定、全く反応なく、野池の周りを点々と場所を変えては水温を測り釣りをすることを繰り返していました。

すると、あるポイントだけ水温が14℃あったのです。そこは、流れ込みの近くだったのですが、その流れ込んでいる水の温度が池の水よりも高いようでした。

まさかそこまで温度差があるとは思っていなかったので意外でしたが、この水温ならばもしかしたらと思い、そのポイントでの釣りを開始しました。

釣り方も冬の釣りに固執せずに、色々試すことにしました。

 

そしてスモラバでミドストをしているときに、ようやくバイトが。うまく乗せることができたのですが、引きはあまり強くなかったので、はじめは「小さくても真冬に釣れれば嬉しいなぁ」くらいに思っていました。しかし、釣り上げてみると

 

 

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51cm

これ、12月30日です。真冬のこれはかなり嬉しかったことを覚えています。

 

後で調べてわかったことなのですが、水温が下がるとサイズの小さいバスから活性が下がるようで、真冬は意外にも大きなバスが釣れる確率が上がるそうです。

 ただ、当然暖かいところを好むようで、水温が高いところを見つけられたらデカバスと遭遇する確率がグンッと上がるようです。

川だと、排水場の近くは水温が高く冬でも釣れるとよく言いますが、野池でも同じということです。ただ、配水場など明らかにわかりやすい目安がないので、水温が高い場所を見つけるために水温計を活用することが釣果へとつながるというわけです。

 

2000円というとルアー1~2個分の価格なので、そう考えると冬に釣りたいとなれば、ルアーの種類を増やすより、水温計を購入したほうが得な気がします。

(ルアーと違って、根がかり等でのロストもないですしね。)

 

そんなこんなで、今では水温計は私にとって冬の釣りの必需品です。