こんにちは
ぜろりんです。
釣りをやったことがなかったり、今から釣りを始めたいという知人を釣りに連れていく際に、まず思いつくのが管理釣り場(エリアトラウト)かと思います。
そんな初心者でも楽しめるイメージの強いエリアトラウトですが、実は釣りをうまくなるのに役立つため、ルアー釣り中級者以上の人にも非常におすすめです。
そんな魅力を紹介していきます。
◆管理釣り場(エリアトラウト)とは
そもそもエリアトラウトとは、人工池や、自然池、川を利用した釣り堀になります。
ある程度サイズになった魚を定期的に放流しており、魚が確実に居る代わりに、入場料を支払って釣りを行います。
主な釣りの種類としては、エサ釣り、ルアー、フライの3つになります。
中でも今回はルアーを用いたエリアトラウトに関して説明していきます。
使用するルアー
エリアトラウトで使用するルアーは主に
・スプーン
・小型ミノー
・小型クランク
になります。
その他にも変わった形状のルアーもありますが、最近はそういったルアーを禁止する管理釣り場もあるので注意です。
※管理釣り場ごとにルールが異なるので事前に確認しておきましょう
注意事項
一般的な釣りと違う点として、殆どの管理釣り場では、バーブレスフック(返しのない針、もしくは返しを潰した針)を用いることが義務付けられていることです。
これは、釣れた魚をリリースする際に、できる限り魚にダメージを残さないためにも必要なことです。
あとは、ルアーの大きさ・重さに関してもルールが課せられているところもあるので注意です。
◆エリアトラウトの魅力
エリアトラウトの魅力には、
・確実に魚が居る
・設備が整っている
ということがあります。
確実に魚がいる
当たり前といえば当たり前ですが、管理釣り場には確実に魚が居ます。
川や池に釣りに行った場合、適切に場所を選択しなければ魚と出会うことすらできません。
しかしながら、管理釣り場では魚を一定量放流しているので、確実に魚に出会うことができます。
ただし、確実に釣れるというわけではありません。
しかしながら、魚が居ないところで釣りをしているわけではないので、なにかしら釣る方法は存在することが、管理釣り場の良い点です。
設備が整っている
管理釣り場には、駐車場、トイレ、休憩所などが整っています。
中には、レストランなどが併設されているところも存在します。
川や野池に釣りに行く際は、足場が悪かったり、トイレに困ったりと初心者やお子さんには中々ハードルの高い部分があります。
そういった点で、管理釣り場では非常に安心して釣りをすることができます。
◆中級以上の方にもおすすめする理由
はじめにエリアトラウトは中級以上の方々にもオススメをすると書きました。
その理由について話していきたいと思います。
その理由というのはただ一点、「釣りの基本を身につけられる」ということに集約されます。
釣りの基本とは、
・ルアーの選択
・キャスト
・巻く
です。
ルアーの選択
まず魚を釣るためには、どのルアーを使うかを決めなければなりません。
その日の天気や水質などから大まかに判断します。
実際に色や形状を変えたりしながら、その日その時間に最適なルアーを絞り込んでいきます。
この作業は、他の釣りでも身につけられるのですが、確実に魚のいる管理釣り場においては非常に効率的に身につけることができます。
同じ形状のルアーでも色によって反応が全く違ったり、ルアーを引いてくるレンジによってあたりの数が違うことを体感できるはずです。
キャスト・巻く
管理釣り場でのエリアトラウトの釣りは、基本的にはキャスト後ただ巻きするだけです。
かなりの回数この一連の動作を行うため、自然と体に染み付いていきます。
注意点としては、間違った方法でのキャストや巻き方をしないことです。
キャストに関する詳しい説明は、プロの方々が紹介されているのでそちらを参考にしていただければと思います。※ここでは割愛させていただきます。
また、エリアトラウトではリールを巻くという動作が非常にシビアです。
一定の速度で巻けるか巻けないかで釣果に雲泥の差が出ることもしばしばです。
いかに竿を動かさずに一定の速度で巻けるかが重要になります。
あらゆる釣りの中で一番巻きに対して繊細なのがエリアトラウトと考えるプロの方もいらっしゃるようです。
この竿を動かさずにリールを巻くというのは、実際にやってみると非常に難しいことです。
しかしながら、この技術は他の魚種でも非常に効果を発揮します。
それは、リールの巻き速度の不安定さは、ルアーの動きに不自然さを与えてしまい、結果魚に見切られてしまうからです。
いかにルアーを自然に魚に見せるかは、すべてのルアーフィッシングの基本になります。
まだまだ伝えきれていない部分もあると思いますが、またの機会に書いていきたいと思います。
それでは楽しいフィッシングライフを。