こんにちは
ぜろりんです。
今回はネコリグに関して書いていこうと思います。
ネコリグとは
そもそも皆さんは「ネコリグ」使いますか?
私はよく使います。
どうしても1匹釣りたいときにはネコリグでネチッこく攻めます。
そもそもネコリグは「ネコソギリグ」の略で、文字通り「バスをネコソギ釣ることができるリグ」という意味です。
使うものはストレート系ワームとマス針、ネイルシンカーです。
ネイルシンカー
ネコリグに欠かせないネイルシンカーですが、皆さんはネコリグを使用する時、ネイルシンカーを完全にワームに差し込みますか?
それとも少しだけワームから出た状態で使いますか?
この微妙に思える違いが釣果に大きく響くことがあります。
実は、ワームからネイルシンカーが出ているのか出ていないのかで水中では大きな違いが生じています。
ネイルシンカーの効果
ネイルシンカーをワームから少しだけ出した状態で使うと、ボトムやストラクチャーに当たった際の衝突音が生じます。
ネイルシンカーは金属素材で硬く、ものに当たった際には「コツッ」という音がでます。
この音が釣果に影響するのです。
水中は空気中よりも音が響きやすく、さらにブラックバスは音にかなり敏感です。
たとえ目で見えなくても、水中を伝わる音でバスは獲物を見つけます。
つまり、音をうまく使いこなせれば遠くからもバスを寄せることができるのです。
ネイルシンカーを出したほうが良い場面
では、どういった場合にネイルシンカーを出すことが有効になるのか。
それは、
- 濁りが強い時
- ハードボトム
- 活性が高い時
といった状況の場合です。
濁りが強いときには、少しでもバスにアピールをしなければいけません。
ネコリグ自体はアピール力が高いわけではないので、バスに発見してもらうまでが肝になります。
逆に発見してもらえれば、他のルアーに比べてバイト率は高いです。
つまり、いかにバスに見つけてもらえるかが釣果に直結するのです。
特にハードボトムでは、音が響きやすいためより遠くのバスを引き寄せることができます。
ネイルシンカーを出さないほうが良い場面
一方で、
- ウェード(水草)の多い場所
- 活性が低い時
に関しては、ネイルシンカーを出さないほうが良いことが多いです。
ウェードが多い場所では、ネイルシンカーにウェードが絡まりやすいため、ワームの中にネイルシンカーを入れ込んでしまったほうが良いです。
また、活性が低い際には、バスが音を嫌がることが多いので、ネイルシンカーで音を出すことが逆効果になります。
あくまで経験上ですが、冬にネコリグを使う際はネイルシンカーを入れ込んでしまったほうが釣果が高い気がします。
以上ネコリグでのネイルシンカーに関してでした。
普段は聞こえない水中の音ですが、少し気にしてみてはいかがでしょうか。