ぜろりん釣り日誌

釣り(主にバスフィッシング)に関してのブログ。オフシーズンは釣り道具紹介になりがち…。

【スモラバ】ジャッカル シャギー

こんにちは

ぜろりんです。

 

フィネスに欠かせないスモラバ。

スモラバは、中層スイム、シェイク、吊るしなど幅広い使い方が求められるルアーです。

今回、ジャッカルから新しくそれらの要素を詰め込んだスモラバが発売されます。

その名も「シャギー」。

今回はシャギーについて書いていこうと思います。

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出典:ジャッカルHP

シャギーの特徴

大きな特徴は2つ

  1. 横倒れしにくいヘッド構造
  2. ナチュラルアクションのスカート

です。

 

横倒れしにくいヘッド構造による、ボトムシェイキングする際の根がかりの低減と、スカートのナチュラルな開閉による、アクション時のバスへの違和感のないアピールが可能な点が魅力です。

トレーラーには2~3インチサイズのワームが最適とのこと。

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出典:ジャッカルHP

シャギーの使い方

シャギーの一番のメリットは、同じくジャッカルから発売されている通称「赤パケ」シリーズのワームとマッチするように設計されている面ではないでしょうか。

赤パケのワームは非常にコスパがよく、幅広い方が使いやすい設計となっています。

そのような赤パケシリーズとの相性を考えられたシャギーが使いにくいわけがありません。

 

zerorin.hatenablog.jp

 

個人的には、アイシャッド2.8をもともとスモラバでよく使用していたので、シャギーのトレーラーとしても活躍を期待しています。

 

 

 

【バス用PEライン】沈むPE シマノ ピットブルG5

こんにちは

ぜろりんです。

 

皆さんはPEラインにどのようなイメージをお持ちでしょうか。

「水に浮く」「強度が高い」「風が吹くと使いづらい」といったイメージでしょうか。

今回シマノから、PEのイメージを変える新しいラインが発売されました。

それが「ピットブルG5」です。

今回は、ピットブルG5に関して書いていこうと思います。

 

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PEのラインの使い所

そもそもPEラインとはどのようなラインで、どういったときに使われることが多いのでしょうか。

 

まず、PEラインの特徴ですが、

  1. 水に浮く
  2. 同じ太さのフロロやナイロンラインよりも強度がある
  3. 飛距離が出やすい
  4. 擦れには弱い
  5. 風に流されやすい

といった点が挙げられます。

 

これらの特徴を踏まえると、バス釣りにおいては、

  • とにかくルアーの飛距離を稼ぎたい時
  • 虫系ルアーなど軽いルアーを使用する時

にPEラインが使われることが多いです。

 

反対に、

  • 風が強い時
  • ルアーを沈めて使いたい時

といった場面では、PEラインは避けられることが多いです。

どちらの場合も、余計な糸ふけのせいで当たりが取りづらくなるため、PEラインの使用には向いていません。

 

そうなってくると夏場において、ウェイトの軽い虫系ルアーをメインとしつつ、たまにボトムも攻めたいというときには、スピニングだけでもPEタックルとフロロタックルの2つ持っていくことが望まれます。

とは言うものの、陸っぱりアングラーとしては、何本もタックルを持っていけないため悩みのタネでした。

 

 

その悩みのタネを解決できるのが、ピットブルG5です。

 

 

ピットブルG5とは

シマノのPEラインで長く愛されている「ピットブル」シリーズ。

そのシリーズに新たに追加されたのが「G5」です。

バス用PEラインとして発売されており、特徴は縒り糸の中心部に高比重フッ素繊維を加えることで高比重化し、水に沈むようになっています。

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出典:シマノHP



ピットブルG5のポイント

ピットブルG5のポイントは、

  • 風がある中でも糸ふけを抑えて使用可能
  • 水に沈むためボトムを攻める釣りにも対応

という点です。

PEラインの課題であった風によって生じる糸ふけが抑えられており、より幅広い状況で使用できるラインとなっています。

また、飛距離を出しつつボトムで扱いたいワームなどでの使用にも向いています。

 

使ってみた感じ、PE特有の風に流されて舞ってしまうということもなく、非常に使いやすいラインでした。

飛距離というのは、釣果にダイレクトに影響を及ぼす要素ですので、飛距離を稼ぎつつフロロのようなボトムを攻める釣りが可能になったことは、釣りの幅を広げるという意味で画期的ではないかと思います。

 

 

zerorin.hatenablog.jp

 

【ピクロ】OSPのホバスト・ミドスト専用ハードベイト

こんにちは

ぜろりんです。

 

近年バス釣りの主軸となりつつあるミドスト。

各メーカーからミドスト(ホバスト)に特化したハードベイトが続々と発売されています。

今回は、その中でもOSPから発売されている「ピクロ」に関して書いていこうと思います。

 動画でも紹介しています。

youtu.be

ピクロ

ピクロ

 

ピクロとは

近年主流となりつつあるミドスト・ホバストを誰でもできるような設計となっており、リップが背中に有るのが特徴のルアーです。

名前の由来は、「ピクピクロールアクション」を縮めてピクロとのこと。

 

F(フローティング)モデルとSSS(スーパースローシンキング)モデルの2種類があります。

Fモデルがホバスト、SSSモデルがミドストを得意としています。

 

 

使い方

ピクロはゆっくりただ巻きするだけでミドスト(ホバスト)アクションを起こすことができ、誰でも簡単にミドスト(ホバスト)を行うことが可能です。

ただ巻き以外にも、トゥイッチやジャークなどのアクションも有効です。

その特徴的な形状ゆえ、移動と停止の非常にメリハリのあるアクションが可能です。

 

FモデルとSSSモデルとではステイ時の動きが異なり、Fモデルでは水面に漂い誘うのに対し、SSSモデルではステイ時にもゆっくりとロールしながらフォールすることで誘います。

早巻きすると、水面を飛び跳ねて逃げ惑うベイトフィッシュを模すことができ、ボイルがあった際に有効です。

ルアーカラーの選び方

こんにちは

ぜろりんです。

 

皆さんはルアーを買う際にカラーはどのように決めるでしょうか。

自分の好きな色で決めたり、よく行くポイントのベイトに合わせたカラーを選択したりするかと思います。

では実際にフィールドに赴いた際にはどのような基準でカラーを選択するでしょうか。

タダでさえ無数の種類が存在するルアーの中で、さらにカラーまで使い分けるのは中々難しいと感じるのではないでしょうか。

 

そこで今回は、ルアーカラーの使い分けに関して書いていこうと思います。

 

 

そもそもどんなカラーがあるのか

ルアーの基本となるカラー系統は

に分けられます。

ナチュラル系

ワカサギなど実際にいる魚を模したカラーリング。

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アピール系

チャートなどの派手なカラーリング。

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シルエット系

黒など影がしっかり出るカラーリング。

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あるルアーのカラーを系統別に抑えたいのであれば、最低3つ買えば各系統が揃うことになります。 

実際のところ、この3系統を網羅できるように揃えておけば、基本的にはそれ以上細かいカラーの違いは気にしなくても問題ないです。

  

カラーの考え方

実はルアーのカラーが本物の魚に似ているほどよく釣れるというわけではありません。

ここがルアーフィッシングの面白いところです。

例えば、本物そっくりのルアーでも反応しないような場所で、派手派手なルアーを使うと面白いように釣れることがあります。

なぜこのようなことが起こるのかに関して説明していきます。

 

そもそもカラーに関して重要なのは、

  1. バスが認識できるかどうか
  2. バスが見切ることがないかどうか

の2点です。

 

バスが認識できるかどうか

本物に近いルアーを使っているのに反応がないからそこにはバスが居ない」というわけではなく、「バスがそもそもルアーの存在に気づいていない」場合も多々あります。

このようなときには、バスが見つけやすいような派手なカラーやシルエットがくっきり出るカラーを選択すると面白いように反応してくれたりします。

 

カラー決めでまず考えないといけないのは、そのカラーでバスがルアーを発見できるかどうかです。

例えば、濁りのきついフィールドで本物のワカサギに似せたクリアカラーを選択しても、バスがルアーを見つけづらいことは明らかです。

このような場合には、シルエットがはっきりとでる黒系のルアーを使うことでバスがルアーを見つけやすくなり釣果に繋がります。

バスが見切ることがないかどうか

ただし注意したいのは、バスにしっかりルアーを見せてから喰わす釣りをする場合、あまりに本物の魚からかけ離れたカラーはマイナスに働くということです。

バスも全く色が識別できないわけではないので、よく見れば本物とルアーの色の違いに気づいてしまいます。

特に水質がクリアなフィールドではルアーがよく見えるので、バスが違和感を持つ確率が上がります。

ですので、基本的に水質がクリアなフィールドではナチュラル系のカラーを軸として使用することが多くなります。

 

 

カラーの使い分け

では、それぞれの系統のカラーをどのように使い分ければ良いのでしょうか。

その場所ではじめに投げるルアーのカラーは、水質をみて判断することが望ましいです。

判断の基準は簡単に言えば濁りがきついかどうかです。

クリアから濁りがきつくなるにつれて、ナチュラル系→アピール系→シルエット系の順番で優先度が上がっていきます。

 

水質がクリアなフィールドでは、バスからルアーが見えやすく、バスにルアーを見つけてもらうことは容易なため、いかにルアーを見切らせずにバイトに持ち込むかが勝負になります。

一方、濁りが入ってくるとバスがルアーを見切るかどうかよりも、いかにバスがルアーを見つけられるかが勝負になるため、アピール系やシルエット系でバスに見つけてもらうことを優先します。

このように水質によって軸となるカラーはある程度決まってきます。

軸となるカラーで全く反応しないときに、異なる系統のカラーに換えて探っていく形になります。

 

重要なのは、「水質によって軸となるカラーはあるが、いつでも最適とは限らない」ということを意識しておくことです。

簡単に言うと、「セオリーに囚われすぎるのは良くない」ということです。 

 

 

 

いかがだったでしょうか。

多少はカラー選びの参考になったでしょうか。

参考になったのであれば幸いです。

【バス釣りと雨】雨上がりは釣れやすくなるのか

こんにちは

ぜろりんです。

 

バス釣りで状況を一変させる「雨」。

雨の前後ではフィールドの状況が大きく変わり、バスへのアプローチも変わってきます。

今回は、雨上がりのバス釣りポイントを書いていきたいと思います。

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雨上がりに気をつけるべきポイント

雨上がりに気をつけるべきポイントは以下の3つです。

  1. 増水
  2. 濁り
  3. 水温 

 

増水

雨の後は池でも川でも大なり小なり増水します。

増水したときには、普段沈んでいないストラクチャーが水中に沈んでいることがあります。

そのような、普段と異なる環境の変化は狙い目です。

また、川では増水に伴い流れが速くなるため、バスは流れの穏やかな場所へと避難します。

具体的には、ストラクチャーの裏や、反転流が狙い目です。

 

濁り 

雨の後の環境の変化として増水の他に水の濁りが生じることがあります。

このような濁りが入ったときには、バスにルアーを見つけてもらうためにもアピール力の強いルアーを使う必要があります。

具体的には、スピナーベイト、クランク、ビッグベイトあたりがオススメです。

普段よりも一回り大きめのルアーでシルエットを強調することを意識するのがポイントです。

また、濁りが入った時に狙う場所としては、ストラクチャーの周囲やボトム付近になります。

バスも濁りの強い水の中では自由に動きにくく、ストラクチャーやボトムについていることが多いです。

 

 

水温

雨上がりにバス釣りを行う上では、水温にも注意する必要があります。

雨は大きく「冷たい雨」と「温かい雨」に分けられます。

雨の降った日の平均気温がその前後の晴れの日と比べて低い場合には「冷たい雨」、反対の場合には「温かい雨」と表現します。

冷たい雨には水温を一気に下げる効果があり、反対に温かい雨には水温を一気に上げる効果があります。

 

それぞれの雨は季節によってプラスに働くこともあればマイナスに働くこともあります。

冷たい雨
  • 夏以外の冷たい雨はマイナス
  • 夏の冷たい雨はプラス

夏以外の季節において冷たい雨は基本的にバス釣りにとってマイナスに働きます。

というのも、水温が急激に下がることになるのでバスの活性が落ちてしまうからです。

一方で、夏の冷たい雨は夏バテ気味のバスにとっては恵みの雨となるのでプラスに働くことが多いです。 

 

温かい雨
  • 夏以外の温かい雨はプラス
  • 夏の温かい雨はマイナス

夏以外の季節の中でも水温が低い晩秋と早春は、温かい雨の後にはバスの活性が急激に上がることがあります。

 

このように雨の日の気温に注目し、雨により活性が上がっているのか下がっているのかを考えることでバスへのアプローチの仕方が変わってくるかと思います。

 

 

以上雨上がりのバス釣りのポイントでした。